リスクオン リスクオフって一体何?

fs8erii単語の意味を追えば、大体の雰囲気が掴めるかと思います。FXとはリスクオンとも言われています。リスクがオンになっているわけですから、リスクがあるのを承知している、むしろそれを積極的に受け入れている、という状態。反対に、リスクオフは、リスクを受け入れたくない、拒否、回避している、という状態です。

リスクオンを、より分かりやすい例えで言うなら、綱渡りです。綱渡りをしている状態をイメージしてみて下さい。渡っている最中は、とても危なっかしく、怖くて不安定ですが、渡り切ってしまえば、大きな達成感がありますね。渡っている最中の不安定な状態をリスク、とするなら、渡り切った後の達成感、安心感が、大きな利益ということになります。

つまり、リスクオンは、ハイリスクハイリターンを期待し、そのような種類の通貨を選んで購入することを言うのです。ならば、リスクオフ、はもうお分かりでしょう。BOでいうハイローオーストラリアもこのカテゴリーでしょう。リスクオンと真逆で、安定感はあるが、大きな利益は期待できない、ローリスクローリターンの通過を購入する、という意味です。綱渡りで言うところの、危なっかしさや不安定感がない分、大きな達成感=利益もありません。

では、具体的に、リスクオンの場合に購入される通貨、リスクオフの場合に購入される通貨、はそれぞれ、どのような種類のものなのでしょう。

リスクのある通貨は、一般的に発展途上国の通貨を意味する、と言って良いでしょう。オーストラリアドル・ニュージーランドドル・イギリスポンド・カナダドル・欧州ユーロなどがそれにあたります。発展途上国ですから、当然、経済状況も不安定。しかし、その分金利が高く設定されているので、ハイリターンが期待できます。リスクのない通貨は、日本円や、アメリカドル、スイスフラン。先進国の通貨は、安定していますが、金利が低く、ハイリターンは期待できません。

次に、リスクオン相場は、どのような世界情勢の時に起こり得るのかと言うと、それは、「世界的に経済が安定しているとき」、です。経済が安定しているとき、というのは様々なパターンがありますが、例えば、アメリカの経済指標データが、よい傾向であった、または、経済的に危惧されていた、問題視されていた事案が解決され、安定が見込めた、というような場合です。

安定が見込めるからこそ、リスクを受け入れる余裕ができるわけですね。このようなときは、先進国の通貨は売られ、発展途上国の株や原油が買われる傾向が出てきます。逆に、経済状況が悪化すると、安定した先進国の通貨が人気を集めます。かつて大規模な金融危機を招いた、リーマンショックのときなどは、日本円は大いに買われました。

リスクオン相場で注意しなければならないのは、リスクオンの期間を見計らうこと、即ち、売りの時期を見極めること、です。リスクオンの相場は、意外に長期にわたる場合が多く、時期を見誤って売ってしまうと、思うほど利益が上がらない場合もあるからです。よく観察して、辛抱強く注意深く見守ることが、肝要となるでしょう。